ＯＤ＞中世的思惟とその社会

吉川弘文館
藤原良章　

• 価格: 12,650円（本体11,500円＋税）
• 発行年月: 2025年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784642727556

内容情報

[BOOKデータベースより]

中世の樹の上で
第一部　訴訟・身分と中世的社会（鎌倉幕府の庭中；公家庭中の成立と奉行―中世公家訴訟制に関する基礎的考察；訴状与訴状者背武家之法候―庭中ノート；中世前期の病者と救済―非人に関する一試論）
第二部　遺物・遺品と中世的社会（花押が語る足利直冬；中世の食器―〈かわらけ〉ノート；絵画史料と〈職人〉―絵巻物に描かれた土器造り）
法螺をふく―若干の展望にかえて

[日販商品データベースより]

中世人は現代とは違う論理や価値の支配する社会に生きていた。公家・武家の法が支配する訴訟の世界、「かわらけ」の使われ方、絵画に描かれた病者や職人、法螺を吹く意味など、新たな史料分析を駆使して思いを描く。