- 韓国消滅の危機
-
人口激減社会のリアル
角川新書 Kー496
- 価格
- 1,056円(本体960円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784040825359
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[BOOKデータベースより]
常備兵が5年間で10万人減少し、釜山が「消滅危険水準」に達するなど急激な人口減少に直面しつつある韓国。合計特殊出生率「0.75」の裏にあったのは、深刻な格差と競争を生き抜いた若者と、かつての儒教主義に苦しんだ親世代の「本音」だった。瀬戸際に立つこの国が投入した約30兆円の少子化対策予算と、国内企業の破格の育児支援の行方とは?ソウル在住の記者が日本人の知らない実情をレポートする。
第1章 消える学校、綻ぶ韓国軍―今、この国で何が起きているのか(学校、保育施設がもう続かない;誰が国を守るのか―安全保障の危機;国土を覆う「消滅危険地域」)
[日販商品データベースより]第2章 SNSが加速させた超競争社会(若者たちの現実;IMFショックと88万ウォン世代;子どもたちの生存競争;SNSが比較文化を暴走させる)
第3章 激変する男女の意識―ジェンダー対立の深層(“赤い薬”が女性たちを目覚めさせた;分断と「非婚主義」)
第4章 結婚を止める親たち―伝統的家族観のゆらぎ(人口爆発の時代;苦悩する「サンドイッチ世代」)
第5章 空回りする280兆ウォン―少子化対策の実態(肝いり育児支援策の〓末;揺れる移民政策;華川郡最新レポート:“異次元”の教育支援とは;破格の育児支援、非婚出産……社会は揺れ動く)
★新入生ゼロの小学校が続出 ★親が子の結婚に猛反対
★38度線に接する最前線部隊が解体 ★国土の半分が「消滅危険地域」
常備兵が5年間で10万人減少し、釜山が「消滅危険水準」に突入するなど急激な人口減に直面しつつある韓国。合計特殊出生率は、1970年の「4.53」から急落の一途を辿り、2024年には「0.75」となった。その背景にあったのは、深刻な格差と競争をひとりで生き抜いた若者と、かつての儒教主義に苦しんだ親世代の「本音」だった。未曾有の人口減少に直面しつつあるこの国で進む地方の崩壊、窮余の移民政策、そして後がない中での少子化対策の内実を現地記者がレポートする。
●少子化が改善されなければ「韓国は2750年には消滅する」と予測
●常備兵が5年間で10万人減
●第2の都市・釜山も「消滅危険水準」に
●エリート教育は乳幼児にまで「低年齢化」、うつ病になる子どもが激増
●高齢者貧困はOECD加盟国ワースト
●産育休が最大4年半、出産に約1100万円支給など企業による破格の育児支援
【目次】
はじめに
第1章 消える学校、綻ぶ韓国軍――今、この国で何が起きているのか
第2章 SNSが加速させた超競争社会
第3章 激変する男女の意識――ジェンダー対立の深層
第4章 結婚を止める親たち――伝統的家族観のゆらぎ
第5章 空回りする280兆ウォン――少子化対策の実態
おわりに