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[日販商品データベースより]
世知辛くもあたたかい。お節介だけどありがたい。
富くじが当たった夫婦、急に店を継ぐことになった男……人生の岐路に立った江戸っ子たちの喜怒哀楽を描いたアンソロジー
「青雲」(朝井まかて)
貧乏御家人の三男である真吾は、口減らしのために酒問屋に奉公に出ていたが、兄二人が亡くなり、家督を継ぐことになった。酒問屋の仕事に遣り甲斐を感じていた真吾は複雑な思いを抱きつつ、「小普請組」として職に就くための面談に通い出すが……。
「夫婦千両」(中島 要)
姉さん女房のお浜は、夫の伊八が、長屋の差配人から富札を買ったことを知る。無駄遣いだと怒るお浜だったが、不貞腐れた伊八は長屋を出ていく。差配人に丸め込まれ、仲直りするためにお浜も富札を買うが、その富札が千両の大当たりをしてしまい……。
「七ツ屋 向之助 江戸の柄杓星」(高田在子)
兄が急逝し、駕籠かきから一転、家業の質屋を継ぐことになった向之助。しかし自身のしくじりによって店に悪い噂が立ち。奉公人らが離れる中、口入屋から紹介されたのは壮平という老人だった。(書き下ろし)
「倒書」(三國青葉)
伯母が師匠をしていた手習い所を引き継ぐことになった初瀬だが、筆子の一人を叱ったことを機に、何人も手習い所を辞めてしまう。伯母に子供たちに対する態度を諭され、反省した初瀬は残った四人の筆子たちを花見へ連れて行くが、その帰り道、筆子のひとりが騒動に巻き込まれてしまい……。
「むらさき」(木内 昇)
番頭からの嫌がらせにより、鄙びた場所に住む売れない絵師へ紙を届けることになった紙問屋のお庸は、彼の人柄と絵に惹かれる。しかし突如、絵師の作品が売れるようになり、周囲は態度を変え……。