- 声を聴くこと
-
ゆらぎと気配の弁証法
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784868160502
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 農家日記 2026年版
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年10月発売】
- 高島重宝暦 令和八年
-
価格:750円(本体682円+税)
- シールでレスキュー!パウ・パトロール
-
価格:968円(本体880円+税)
【2023年04月発売】
- 食べもの通信 No.657(2025 11月号)
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年10月発売】
- 食べもの通信 No.656(2025 10月号)
-
価格:990円(本体900円+税)
【2025年09月発売】



























[日販商品データベースより]
私は ここに います/いました
戦争、飢饉、災害、性暴力――災いを語ることも、それを聴くことも、難しい。社会に聴かれぬ人々がさらに透明化されてもなお、その声を聴くための視点を、文学・歴史学・哲学・演劇学・社会学など複数の領域から、論考・エッセイの形態で多角的に提示する。
[はじめに]より
みずからの解釈や合点を入れずに聴くことは、その語りの向こうに、飲み込まれ、途切れたあまたの人々のあまたの声があると知り、しかしそこに踏み入らず、ただ受け止める―そうした姿勢が問われる。そして、それは簡単ではない。掴めない焦りや不安、寄る辺なさに、聴き手は「ゆらぐ」。「ゆらぎ」は通過儀礼ではないため、一度痛い目にあったからもうわかった、などとはならない。聴くという営為は「ゆらぐ」ことそのものである。