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[日販商品データベースより]
百年戦争の敗北に打ちひしがれたイングランドを襲った、
未曾有の内乱〈薔薇戦争〉の実像と神話をひもとき、
絶対王政誕生への道筋を、豊富な図表と明快な解説で読み解く決定版。
長らく歴史の謎とされてきたリチャード三世の遺骨発掘と再埋葬をめぐる詳細なエピソード、
「塔の中の王子たち」をめぐる最新説も大幅加筆。
イングランド国花の名を冠した中世末期の大乱・薔薇戦争。
その華麗な呼称に反して、イングランドを混乱と絶望に陥れたこの内乱は、
「近世」への移行に必要な素地も孕んでいた。
時代がもつ二面性は、しばしば断絶や峻別を拒む。
惰弱と評されるヘンリー六世の治世から、
絶対王政を象徴するテューダー朝への転換は、真に中世との訣別だったのか―。
*
目次
ヨーク家・ランカスター家略系図
関連地図
はじめに
【序】
一 薔薇たちの諍い
二 神罰としての薔薇戦争?
三 イングランド王権の「十五世紀の危機」
【前史】
一 ランカスター朝の成立 ――血塗られた玉座
二 ヘンリー五世と百年戦争 ―― 栄光の幻影
三 内乱へ突き進むイングランド ――ヘンリー六世の治世
【本史】
一 第一次内乱 ―ランカスター朝の終焉(一四五九年〓一四六一年)
二 エドワード四世の治世(前半)―癒えぬ傷跡(一四六一年〓一四六九年)
三 第二次内乱 ―ヨーク派の分裂(一四六九年〓一四七一年)
四 エドワード四世の治世(後半) ―栄光と平安(一四七一年〓一四八三年)
五 第三次内乱 ―白薔薇の復讐遂げし赤薔薇(一四八三年〓一四八七年)
【結】
薔薇戦争とは何だったのか
エピローグ
補説(「塔の中の王子たち」をめぐる新見解について)
おわりに
新版の刊行に寄せて
関連年表
爵位保有者早見表
主要参考文献