- 自然主義の構造と系譜
-
花袋から潤一郎まで
文学通信
八木書店
葛綿正一
- 価格
- 14,300円(本体13,000円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784867660973

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[BOOKデータベースより]
自然主義の問題をより鮮明にするための書。
序 自然主義、その法外な可能性
[日販商品データベースより]第一部 自然主義の物質的構造(田山花袋における空気と表象;島崎藤村における大地と歴史;徳田秋声における火と散文;泉鏡花における制度と自然;独歩・泡鳴・白鳥:自然主義の作家たち;小論 四人の作家を讃えて)
第二部 自然主義の批判的系譜(森〓外の批判的自然主義―記号と国家;補論 〓外の翻訳小説―死者の復活;夏目漱石の拡散的自然主義―非人情とテクスト;志賀直哉の倫理的自然主義―偶然と歴史;谷崎潤一郎の倒錯的自然主義―崇高と歴史)
結語 自然主義と言語
自然主義の問題をより鮮明にするための書。
これまで日本の自然主義文学は、あまりに歴史的コンテクストに縛られて解釈されてきたのではないか、自然主義の問題は時にはモデル論に還元され、人間化されてしまうに至っているのではないか――という問題意識のもと、自然主義を狭義の歴史主義から解き放ち、その可能性を考える。
神話と歴史の点で様々な豊かさを秘めた自然主義文学の言語の力を解き明かす。
第一部では田山花袋、島崎藤村、徳田秋声、泉鏡花をめぐって自然主義の物質的構造というべきものを浮き彫りにし、第二部では森鴎外、夏目漱石、志賀直哉、谷崎潤一郎をめぐって自然主義の批判的系譜を辿る。さまざまなテクストを横断しながら自然主義文学を考えていく。