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[BOOKデータベースより]
微積の本質が楽しく、直観的に理解できる!
第1章 微分(読書百遍と言うけれど;数学アレルギー対策;「細かく」分けて、考える;曖昧じゃない「細かく」;微分とは ほか)
[日販商品データベースより]第2章 積分(積分と微分のカンケイ;積分の書き方練習;積分の読み方練習;積分の計算練習;積分定数 ほか)
微積が苦手でも大丈夫。“難しい”が“おもしろい”に変わる、新しい数学の扉。
近年若者の「数学嫌い」や「理系離れ」が新聞紙面で騒がれていますが、本書を手にとってくれたみなさんは、少なくとも「数学嫌い」ではないでしょう。
でも、数学が好きだと表明している人はあまりいません。
本来は「好き嫌い」と「できるできない」は別の問題なのですが、いっしょになってしまっている人が多いようで、世の中には「数学を好きだけど、数学ができないから、大きな声で『好き』とはいえない人」がたくさんいます。
本書はそういう方に「数学を好きだ」「おもしろい」といっていただきたくて企画しました。
(中略)
微分積分なんて人生で1ミリでも役に立つのか、と思う方は、具体的に数式をいじる必要性に遭遇していない人でしょう。
そういう人にも数学の「概念」は役に立ちます。
難しいものにどう立ち向かうかを、数学は教えてくれています。
数学が「なんとなく」わかるようになったら、きっとこれまで「難しい=つまらない」だったことも、「難しい=おもしろい」になるかもしれません。
そして本書によって、より多くの方が「数学が難しい=おもしろい」となってくれることが、われわれにとっての至上のよろこびであります。