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[BOOKデータベースより]
度重なる地震、台風の強大化、線状降水帯の発生による大雨など、日本で暮らしていて災害の被害を受けずに済む場所はありません。しかし、災害と防災についての正しい知識をもっていれば、被害を抑え自分や身の回りの人々の命を守ることも可能です。本書では、近年注目が集まる台風(風水害)と地震についての知識を中心に、防災のための備えや被災時に役立つ便利グッズの活用術などを紹介します。
第1章 台風・水害(台風とは何か;水害ハザードマップの読み方 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 地震(地震が起こる仕組み;プレートとは何か ほか)
第3章 防災知識(基礎編)(自然災害とは;避難場所と避難所の違い ほか)
第4章 防災知識(実践編)(災害に備えた防災リュックを作ろう;100均で揃える役立つ防災グッズ ほか)
2025年1月、地震調査委員会は、今後30年以内に「南海トラフ地震」が発生する確率を「80%程度」に引き上げました。従来から高い確率で懸念されていた巨大地震の可能性が、より現実味を帯びて示されたことになります。その前年、2024年1月には能登半島地震が発生し、多くの家屋が損壊、インフラが寸断されるなど甚大な被害がありました。
こうした事実は、「大地震はいつどこで起きても不思議ではない」という現実を私たちに突き付けています。
特に近年は、気候変動の影響で平均気温が上昇し、従来よりも強大化した台風や、局地的に集中豪雨をもたらす線状降水帯の発生が目立つようになっています。2024年には台風10号が列島各地に大きな被害を与えました。
さらに翌2025年には、台風12号が温帯低気圧に変わった後も記録的な豪雨を観測し、鹿児島県で浸水や土砂災害を引き起こしました。こうした極端気象は、今後も頻発する可能性が高いと予測されています。
このように考えると、日本のどこで暮らしていても「災害の脅威から完全に逃れられる場所」は存在しないことが分かります。地震や台風、洪水、土砂崩れ――その種類や規模は地域によって異なるものの、誰もが被災のリスクを抱えているのです。
しかし、だからといって私たちにできることが何もないわけではありません。確かに自然の力を止めることはできませんが、事前の準備や知識によって被害を小さく抑えることは可能です。非常持ち出し袋や飲料水・食料の備蓄といった基本的な準備から、避難経路の確認や家族での安否確認方法の共有まで、日常の中で取り組めることは数多くあります。
また、被災直後の行動や地域での協力体制について知っておけば、いざというときに自分や身の回りの人々の命を守る大きな力となります。
災害を「特別なもの」として遠くの出来事と捉えるのではなく、「明日、自分に起こるかもしれないこと」と意識することが、備えの第一歩となるのです。
本書では、特に近年注目が集まる地震と台風(風水害)を中心に、防災に役立つ知識を分かりやすく紹介します。さらに、平時からできる備えの工夫や、被災時に役立つ具体的なテクニックについても解説します。
読者の皆さんが「知ること」「備えること」を通して、災害に強い日常を築ける一助となることを目指しています。