- 現代を生きる怪異・妖怪
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- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784309714837
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[日販商品データベースより]
怪異・妖怪研究は今世紀に入っても大きな進展を遂げている。2000年以降発表のものを中心に、今後の研究に不可欠な重要論考を精選。ネット時代のメディア環境の変化をも捉える第3巻。
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ネットロア、学校の怪談、心霊スポット、実話怪談……
商品化、町おこし、地域学習、コロナ禍……
都市にうごめき、経済に組み込まれ、ネット空間にも出没する――。
これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!
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●目次●
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総論 現代を生きる怪異・妖怪(飯倉義之)
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【T 現代の怪異・妖怪論】
学校の怪談におけるトイレの怪異――昭和から平成を中心として(大島万由子)
「名付け」と「知識」の妖怪現象――ケサランパサランあるいはテンサラバサラの一九七〇年代(飯倉義之)
幽霊の変容・都市の変貌――民俗学的近・現代研究に向けての試論(高岡弘幸)
「夜」に対する人間の恐怖と好奇心――日本における心霊スポットとゴーストツーリズムの事例(矢ケア太洋・上原 明)
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【U ネットロア――怪異・妖怪の主戦場としてのインターネット・SNS】
ネット怪談「くねくね」考――世間話の電承について(伊藤龍平)
ネット社会における実況系ネットロアの伝播と活用――「口裂け女」と「きさらぎ駅」の比較から(古山美佳)
疑似的な声の非人間的転回試論――ある「怖い話」の発生と流行にみる〈電承〉(廣田龍平)
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【V 妖怪と経済】
妖怪町おこしにおける妖怪文化の創造――広島県三次市を中心に(松村薫子)
妖怪の再創造と現代的活用――教材としての可能性に着目して(市川寛也)
妖怪/フィギュア論(香川雅信)
予言する幻獣――アマビコを中心に(湯本豪一)
しづかアマビエの展開――長野県松本市での実践について(市東真一)
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解題(飯倉義之)