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[BOOKデータベースより]
リンボウ先生が読みかえす!江戸、明治、大正、昭和…今では忘れられた「近代の古書」にこそ、その時代の風が活き活きと息づいている。
序章 書物への愛着―ヨム、ウタフ、ミル
[日販商品データベースより]第一章 文章の美しさ、面白さ、迫力
第二章 和歌の世界
第三章 俳句の楽しさ
第四章 詩に魅せられて
第五章 古き良き時代の面影
第六章 永遠なる食への欲望
夏目漱石や森鴎外などよく知られた文人の作品は、文庫などの手にしやすい書物になり、また教科書などにも掲載されて読まれる機会も多いが、
あまり目にする機会のない明治の文明開化期の作品にも、これらの文豪にも負けず劣らずの優れたものは多くある。
現代ではもう忘れ去られてしまっているが、明治期にはベストセラー作家であった人たちの本は、実はいま読んでみるとすこぶるおもしろい作品が多い。
文明開化期の、和装本から洋装本にきり変わっていく時期の過渡的な本のかたちを「ボール表紙本」と総称しますが、その内容は実録小説、人情小説、伝記、翻訳本、「刑法」といった法令書まで多彩なジャンルにわたっていて、実に多彩でおもしろいのです。
本書は林望先生が、ボール表紙本のものを中心に、いまだから読んでみたい「忘れられた名著たち」を厳選し、紹介しています。
出口の見えない経済不況、政治の混沌、世界を巻き込んだ大戦前のようなきな臭い世界情勢……こんな時代だからこそ、先人たちはどのようなことを考えていたのかを知るのもよし。江戸から昭和の隠れたベストセラーの一端を読んでみてはいかがでしょうか?