この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 砂の器 映画の魔性
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2025年03月発売】
- 大野剣友会伝 増補新版
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2023年06月発売】
- 映画という《物体X》
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2016年09月発売】



























[BOOKデータベースより]
あらゆる表象の舞台を、さまざまな声なき主体の「代弁者」として彷徨うゾンビから、人間は何を受け取ることができるか。人文知を縦横に駆使し、ゾンビを客体化の軛から解き放つまったく新しい試み。映画、文学、軍事思想史、コミュニケーション論、大衆消費社会、ポストヒューマニズム、パンデミック…。
序論 ゾンビを二度殺さないために
第一部 ロメロ・ゾンビと身体(『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』再考―ゾンビ映画における「フランケンシュタインの怪物」の系譜;集団における女ゾンビ―ロメロ「リビング・デッド」前期三部作からの考察)
第二部 ロメロ・ゾンビとその周辺(「食べられる恐怖」から「食べる嫌悪感」へ―アメリカン・ホラーにおける食人表現の歴史的変化について;WAR OF THE DEAD―ゾンビと戦争をめぐる思想史的考察;アダプテーションとしての『バイオハザード』―ゲームとゾンビの「サバイバル」について)
第三部 ゾンビとの共存(ゾンビをめぐる映像の哲学―内在する〈隔絶〉と〈共存〉の可能性;ポストヒューマンとしてのゾンビがもつ可能性)
第四部 ゾンビを語る言葉/ゾンビが語る言葉(現代日本文学におけるゾンビとのブリコラージュ的対話の可能性;「私たちの世界のメタファー」としてのゾンビ?―『創造の王冠』におけるゾンビ表象とコロナ禍の語り;「ゾンビ映画」から読み解く勧告コミュニケーションのリアリティ―日韓コミュニケーション調査研究との比較を中心に;パネル・ディスカッション 歩き出すゾンビ・走り出すゾンビ―虚実−生死を撹乱する身体イメージをめぐって)