- ドイツ戦後史 1945ー1955
-
瓦礫の上の民主主義
亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ 5ー4
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2025年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784750518893
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[BOOKデータベースより]
なぜドイツ人はファシズムと決別できたのか。だれもが略奪に加わった戦後数年間を人々は「狼の時代」と呼んだ。権力に空白が生じた、その秩序なき時代に、人は互いに反目し、猜疑の目を向けながらも新しい道徳、自由、平等を作り出していった。ドイツを改変しようとする戦勝国の思惑を超え、清濁ともに抱えながら民主主義を紡いでいく、その光と闇を克明に描き出すベストセラー。年間ベストブック!フィナンシャル・タイムズ紙、タイムズ紙ほか多数。
1 零時?
[日販商品データベースより]2 廃墟
3 大移動
4 ダンスへの熱狂
5 リーベ一九四七
6 盗み、配給、闇市場の取引―市場経済へのレッスン
7 経済の奇跡と不道徳の不安
8 再教育者たち
9 芸術と民主主義のデザインの冷戦
10 抑圧の音
【なぜドイツ人はファシズムと決別できたのか】
だれもが略奪に加わった戦後数年間を、人々は「狼の時代」と呼んだ。
権力に空白が生じた、その秩序なき時代に、
人は互いに反目し、猜疑の目を向けながらも
新しい道徳、自由、平等を作り出していった。
ドイツを改変しようする戦勝国の思惑を超え
清濁を合わせのみながら民主主義を紡いでいく、
その光と闇を克明に描き出すベストセラー。
***
第二次大戦は、ドイツの都市を瓦礫の山と化した。
そこは、新しい社会を築くための実験場となった。
廃墟を片付ける女性たちの自立と連帯、
ダンスや恋愛に興じ、刹那を生きる都市文化の広がり、
闇市をしたたかに生き抜く子供たち……
飢えと暴力が深刻化する極限の状況においても
ドイツの民衆は、日々を生き延びる活力を失わなかった。
アメリカ、ソ連の文化政策を激しく拒絶し、
自身の責任から目を逸らしながらも
ドイツ人はやがて、身の回りの変革を通して
自己の精神を変革し、新しい文化を育んでいった。
後の世代から厳しく非難され、これまで顧みられることがなかった戦後の数年間。
豊富な資料をひもとき、市井の人々の暮らしに目を向け、
その時代が宿していた新たな社会の萌芽を見出して
国内外から高い評価を受けたベストセラー。