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[BOOKデータベースより]
第一部 天水事起こしの軌跡(ルーチンワークにこだわる;自主研究活動始動;ルーチンワーク・イノベーション;自主研究の成果を現場に還元;雨水都市すみだへ;世界に広がった雨水イノベーション;NPOで雨水事起こし;バングラデシュにおける天水活用ソーシャルプロジェクト;御殿場で始めたAMAMIZUライフ)
[日販商品データベースより]第二部 天水八策―足元から一歩を踏み出すために―(現場にこだわる;サインを見逃さない;本質を見極める;翔んでみる;四つのレンズを使いこなす;三つの環境でおさえる;先人に学ぶ;一人から始める;未来につなぐ;天水八考 byドクトル天水)
本書では、ドクトル天水が、一人から始めた「事起こし」。現場、仲間、地域、世界へとイノベーションを拡げた“天水博士”の熱い志と現場へのこだわり。そしてそこに貫かれる流儀と実践でつかみ取った工夫や発見、応用を体系化した「天水八策」について語る。
(あとがきより)
1996年に学位の取得と同時に『環境シグナル 〜現場で磨く感性と科学〜』を上梓し、そのなかで現場における実践論と組織論に言及した。その頃は役所とNPOの現場に身を置き雨水利用のプロジェクトに取り組んでいたが、退職後国内で大学、地域ボランティア及び百姓、海外でNGO、社会企業というさまざまな現場に身を置き事起こしに関わるようになり、現場論と組織論は進化していったように思う。世界中がこれだけきな臭くなり、地球も悲鳴をあげている現在、自分に残された時間の中でやり残したこと、やりたいこと、やれることのなかで最優先して取り組んだのが、これまで考えてきた現場論と組織論を体系化し、未来につなぐことだった。
昔、親から自分のこともろくにできもしないのに、人のことをあれこれ言うものではないといわれたものだった。このことは事起こしにもいえることであろう。足元を変えられないで地域や世界が変えられるわけがないと思う。その鍵は「自立」と「自律」にあるのではないだろうか。食の自立でいえば自らの食うものは自らでまかなうことであろう。究極は「自産、自消」だが、「地産、地消」、「国産、国消」ということになるだろう。雨と風と土に恵まれた日本の風土はそれを可能にしている。食の自律とは「足るを知る」ということである。環境時間を意識し己を知ることでもあるかもしれない。百姓になってみて、宮沢賢治や二宮尊徳のような人間でありたいと思うようになった。
SDGsには17の目標がある。これに異論はない。しかし、この目標には優先順位があるのではないか。まずベースに持って来なければならないのが「水」と「食」と「平和」だろう。私たちにとって生命とは時間であり地球そのものでもある。地球的に考え、足元から自立と自律の事起こしに取り組んでイノベーションの波を作り出し、ウィングを地域へ、そして世界に広げ、幸福で平和な未来を切り拓きたい。
No More Tanks for War, Tanks for Peace!