- 日本人は日本のコメを食べ続けられるか
-
河出書房新社
稲垣公雄 三菱総合研究所「食と農のミライ」研究チーム- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784309504605
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[BOOKデータベースより]
“令和のコメ騒動”は、なぜ起こったのか。高騰の犯人は「5次コメ卸」は本当か。2050年に向けて、生産見通しは厳しい…コメの真相に迫る!
ドキュメント「令和のコメ騒動」
[日販商品データベースより]第1部 「令和のコメ騒動」は、こうして発生した(「令和のコメ騒動」は、どの程度の問題か;「令和のコメ騒動」が発生した真の原因とは;「令和のコメ騒動」の犯人説は正しいか;令和7年産の見通し/令和4年〜6年産で需給バランスが崩れた原因)
第2部 今日までのコメの生産と消費、コメ政策の歩み(減少する水田面積・コメ需要;戦後〜1990年頃までのコメ政策;GATTウルグアイ・ラウンド以降の日本の農業;現在のコメ政策と、その評価)
第3部 日本のコメの「確かなミライ」を描く(日本の農業・コメ生産の厳しい見通し;食料安全保障の考え方、維持すべきコメ自給;コメ農業を守るために必要なコスト;日本人が日本のコメを食べ続けるために)
「コメ」についての疑問も謎も、
深層からすべて解ける!
じつは、生産量がそもそも足りていなかった? コメの価格はいつ安定する? 2050年に向けてコメ生産の見通しはいよいよ厳しい? 日本のコメの「本当の問題」を浮き彫りにする話題の書!
突然のように降ってわいた「令和のコメ騒動」──。これまで、私たちは「安い」ということも、「おいしい」ということさえも意識することなく、当たり前のようにコメを食べてきました。その無意識の大前提が、いま崩壊(ほうかい)しつつあります。
いったい、何が起こっているのでしょうか。足もとのコメ価格の上昇は収まるのか、どこまで下がるか…というレベルの問題ではなさそう。今回のコメ価格の高騰は、日本のコメ農業の大きな地殻変動(ちかくへんどう)を警告しているかのようです。
日本の主食であるコメの国内自給が、今後できなくなるかもしれない。本当にそうなったら、どんな事態に見舞われるのでしょうか。そうならないためには、どのような対策が考えられるのでしょうか。
われわれはコメのことも、コメを作る農家のことも、あまりにも知らなさすぎたのではないか。いまこそ立ち止まって、日本人の主食であるコメの現在と未来をきちんと考えてみたい。本書は、そのための格好の教本であり、データ集であり、予測・提言の書です。
*コメ騒動の「さまざまな犯人説」の誤りとは?
*価格の高騰を発生させた「真の原因」とは?
*令和4〜6年、まさかの「需給ギャップ」とは?
*戦後から近年までの「コメ政策の変遷」とは?
*いまの政策「生産調整・補助金」の評価とは?
*2050年までに「農家が激減する」推計とは?
*コメだけは「100%自給」すべき理由とは?
*農家が経営を継続できる「コメ価格」とは?
*日本が取り組むべき「今後のコメ政策」とは?
ニュースでは見えてこない
「コメ」の真実がハッキリします!