- 愚者の階梯
-
- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087448146
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[BOOKデータベースより]
昭和十年東京。満州国皇帝溥儀を奉迎し、木挽座は「勧進帳」を上演。歌舞伎狂言作者の末裔桜木治郎らは、セリフが不敬だと右翼から抗議を受ける。劇場に脅迫状が届き、木挽座専務の首吊り死体が発見された。大道具を使った死に方に疑いを抱く桜木。築地署の薗部刑事から協力を求められるも、次なる怪死が…。連続する謎の死の真相とは!?日本に戦争の足音が近づく恐怖の時代を描く劇場ミステリー。
[日販商品データベースより]『「勧進帳」は不敬である!』
昭和十年、東京。満州国皇帝溥儀が来日し、亀鶴興行は奉迎式典で歌舞伎の名作「勧進帳」を上演。無事成功するが、台詞が不敬にあたると国粋主義者が糾弾。
脅迫状が殺到した直後、亀鶴興行関係者が舞台装置に首を吊った姿で発見───。
江戸歌舞伎狂言作者の末裔、桜木治郎が大いなる謎に挑む、驚嘆の“劇場×時代ミステリー”!
あの戦争へ、日本が最後の舵を切った時代を彫刻する渾身作。
『壺中の回廊』、渡辺淳一文学賞受賞『芙蓉の干城』に続く、昭和三部作完結!
■著者略歴
松井今朝子(まつい・けさこ)
1953年京都市生まれ。早稲田大学卒業後、松竹入社。歌舞伎の企画・制作に携わる。1997年『東洲しゃらくさし』で小説デビュー。同年『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞を受賞。2007年『吉原手引草』で第137回直木賞、2019年『芙蓉の干城』で第4回渡辺淳一文学賞を受賞。著書に『辰巳屋疑獄』『家、家にあらず』などがある。