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[BOOKデータベースより]
序章 モノづくりの論理と技術論―問題意識と分析視角
[日販商品データベースより]第1部 技術形成の論理と歴史(技術発展の理論と歴史―生産力の発展と機械制大工業の確立;20世紀システムの展開―大量生産体制の確立と展開;イノベーションの理論と技術―イノベーション論からみた日本の産業技術発展の特質)
第2部 自動車産業における技術形成とモノづくりの原理(トヨタ生産方式とモノづくりの原理―自動車産業変革期に貫徹するトヨタ生産方式;中小自動車部品サプライヤーにおけるトヨタ生産方式―トヨタ生産方式の展開と実践形態)
第3部 基盤的技術を支える中小企業と技術形成・人材育成(中小製造業の技術と技能―技術を補完する機能の役割;地域ネットワークと中小企業の人材・技術形成―若手人材の確保に関する今日的動向と課題;在来技術と技術系性の地域的基盤―尾州毛織物業にみつ技術的多様性)
第4部 持続可能な社会に向けた技術形成の課題(情報技術の導入と技術形成―土木建設業にみる新技術の受容と普及の課題;技術形成と安全―オートメーション化のリスクと安全対策;環境に配慮した技術形成とその課題―再生可能エネルギーをめぐる政策・市場・制度の構造比較;産学連携による技術形成と移転―日本のイノベーション・システムの変化と課題)
終章 モノづくりの現状と技術論の課題
日本のモノづくりの特質はどこにあるのだろうか。
日本的と呼ばれるモノづくりのシステムにおいて、超歴史的・超国家的な観点からモノづくりに必要な
普遍的原理が存在するのではないか。
グローバル競争やコロナ禍を経て、日本企業の競争優位について危惧され続けているが、
日本のモノづくりが築き上げてきた技術力は、持続可能な社会や安全・安心が問われる現代社会において、
間違いなく必要なものである。そのため今一度、日本のモノづくりの特質、
その原理やシステムの再構築、課題等についても考えていく。
本書では、日本のモノづくりの特質について解明するため、価値生産の物質的基礎である「技術」に着目し、
生産力の発展を歴史的・理論的に検討する。
日本のモノづくりにおける技術形成の論理と実態を具体的に分析することを通じて、
モノづくりにおける普遍的原理を明らかにしていく。
産業論、中小企業論、地域産業論、地場産業論、環境論、産業技術論といった専門領域から、
現場主義の研究スタイルで着実に研究を積み重ねてきた研究者たちが、それぞれの研究対象の立場から、
日本のモノづくりと技術形成という視点で執筆。
いずれの論考も、日本のモノづくりの特質を具体的普遍として示唆してくれる内容となっている。
技術論、産業技術論、生産管理論、中小企業論等、モノづくりに関わる授業でのテキストや参考書としても活用可能。
【執筆者】
田口直樹、的場竜一、浜田敦也、木下和紗、大澤圭吾、柴田喜悠、白M孝之、澤田彩、藤谷麻菜