- 厨川白村
-
「愛」は人生の至上至高の道徳
ミネルヴァ日本評伝選
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784623099719
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[BOOKデータベースより]
厨川白村(一八八〇〜一九二三)文芸評論家・京都帝国大学教授。大正期に日本の批評空間で「ラヴ・イズ・ベスト」の神話を生み出した厨川白村。当時熱狂的に読まれた文芸批評や『近代の恋愛観』は、その後朝鮮半島・中国でも一大ブームを起こし、『苦悶の象徴』『象牙の塔を出て』は魯迅が翻訳にあたった。この事実は、東アジア文学の将来を考えるとき、多くのヒントを与えてくれる。現代へと続く文化的礎石を作ったその生涯をはじめて解き明かす。
プロローグ なぜいま厨川白村か
[日販商品データベースより]第一章 京都と大阪で過ごした幼少年時代
第二章 最初の音符を奏でるのは大事だ
第三章 鉄は熱いうちに打て―三高で過ごした日々
第四章 象牙の塔での喜悲劇―東京帝大での歳月
第五章 三高の英語教授になるまで
第六章 新進気鋭の評論家のデビュー
第七章 左足切断という不運に見舞われる
第八章 アメリカ留学での体験
第九章 学界と論壇を股にかけて
第十章 人生の頂点から思わぬ結末へ
エピローグ 日本から東アジアへ―独り歩きする人間像
厨川白村(1880年から1923年)文芸評論家・京都帝国大学教授。
大正期に日本の批評空間で「ラヴ・イズ・ベスト」の神話を生み出した厨川白村。当時熱狂的に読まれた文芸批評や『近代の恋愛観』は、その後朝鮮半島・中国でも一大ブームを起こし、『苦悶の象徴』『象牙の塔を出て』は魯迅が翻訳にあたった。この事実は、東アジア文学の将来を考えるとき、多くのヒントを与えてくれる。現代へと続く文化的礎石を作ったその生涯をはじめて解き明かす。