日韓演劇の比較文化史

晃洋書房
李應壽　

• 価格: 6,380円（本体5,800円＋税）
• 発行年月: 2025年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784771039827

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　韓国と古代日本（伎楽の「桜井」考；「数河獅子」の来た道；沖縄の「勢理客獅子」と韓国；東アジア獅子舞の系譜；田楽と農楽）
第２部　日本と近代韓国（玄界灘を渡った川上音二郎；秋田雨雀の金玉均；村山知義の『故郷物語』考；『夕鶴』の舞台；歌舞伎の韓国公演）
結び

[日販商品データベースより]

古代から、日韓の演劇交流は盛んだった。その証たる「伎楽」の伝来場所を比定し、ひいては今に残る獅子舞の源流を辿ることでその面影を探る。近代では、新派の川上音二郎、新劇の秋田雨雀や村山知義、木下順二の民話劇を取りあげ、それぞれ韓国との関わりを分析する。