東欧の体制転換と新自由主義

1989年以後のヨーロッパ

みすず書房
フィリップ・テーア 福田宏 河合信晴

• 価格: 6,050円（本体5,500円＋税）
• 発行年月: 2025年10月
• 判型: 46
• ISBN: 9784622097846

内容情報

[日販商品データベースより]

ベルリンの壁が崩れ、東欧共産圏が崩壊した1989年以後、新自由主義の経済理論が世界を支配する時代が訪れ、東欧諸国では急激な自由化・規制緩和・民営化が行われた。それから30余年、本書は、東欧を作り変えたことで西ヨーロッパ自体がいかに大きく変わったかを描き、ブレクジット、コロナ禍、ウクライナ戦争を経験したヨーロッパが抱える問題と新自由主義時代の終焉について論じる。