- 〈私たち〉とは何か
-
一人称複数の哲学
叢書・ウニベルシタス 1188
法政大学出版局
トリスタン・ガルシア 関大聡 伊藤琢麻 福島亮- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588011887
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[BOOKデータベースより]
私たち労働者、私たちマイノリティ、私たちサバルタンと名のるとき、私たちの民族、私たちの領土、私たちの国家と名ざすとき、〈私たち〉と〈彼ら〉を分かつ境界線が引かれる。〈私たち〉の戦争を終わらせるために。実体なきアイデンティティの政治に抗い、無数の〈私たち〉、私たちではない〈私たち〉を想像してみよう。思弁的フィクションを超えて新たな連帯のイメージを描く、哲学の挑戦。
第一部 透写紙(一人称複数;万物‐私たち‐私;三つの反論;どんな私たちも分割システムである;分割の争い;交差点(インターセクション)のモデル;透写紙のモデル;輪郭;部分重複;半透明と不透明;被覆;基盤)
[日販商品データベースより]第二部 制約(私たちの基盤;力学;支配;〈私たち〉の終わりと目的)
私たちの民族、私たちの領土、私たちの国家と名指すとき、あるいは私たち労働者、私たちマイノリティ、私たちサバルタンと名のるとき、そこには政治が生まれ、歴史が前景化する。人びとを団結させ同時に分断する、多義的かつ可塑的なこの〈私たち〉という言葉のありようを哲学的に分析する気鋭の挑戦。世界中で同一性をめぐる戦争が繰り広げられる今こそ読まれるべき現代思想の最前線がここにある。