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[日販商品データベースより]
本書は、初心者から中級者までを対象に、工具の選び方と使い方をわかりやすく解説した実践的なガイドです。単なる道具のカタログではなく、「なぜその工具が必要なのか」「どうすれば安全に効率よく作業できるのか」といった視点を重視し、読者が自分に合った工具を選び、実際に活用できることを目的としています。
冒頭では、人類が道具とともに歩んできた歴史を簡潔にふれ、現代社会においても「自分の手で作業する」ことの意義を強調しています。AIやデジタル技術が進んでも、モノを「切る」「削る」「磨く」といった行為は人間の創造力を育み、生活を豊かにする営みであると位置づけています。
第1章では、工具箱そのものを「作業環境を整える道具」と捉え、整理の大切さや自分に必要な工具レベルを考える方法を解説。乱雑な環境では効率も安全も損なわれる一方、整然とした工具箱は作業の楽しさを支えるという視点を提示しています。
第2章からは実践編として、最低限そろえるべき基本工具を紹介します。ペンチ、ニッパー、カッターナイフ、金槌など、日常的な修理やDIYに必須の道具を取り上げ、用途や注意点を具体的に説明。さらに、第3章以降では精密ドライバーや六角レンチ、電動ドリル、ハンダごてなど、より専門的な作業に欠かせない工具を順を追って解説します。木工や電子工作といった分野別の使い分けや、代用の可否についても触れ、読者が「自分には何が必要か」を判断しやすい構成になっています。
さらに、第8章ではボール盤、旋盤、フライス盤といった本格的な工作機械を紹介します。家庭ではあまり馴染みがない機械ですが、部品を正確に加工したいときには不可欠であり、その意義と導入のポイントをわかりやすく解説しています。
終盤の第9章・第10章では、工具のメンテナンスと安全対策を重点的に取り上げます。錆びやすい工具の手入れ方法、刃の交換タイミング、電動工具のバッテリー劣化を防ぐコツなど、長く安心して工具を使うための知識を整理。あわせて、ゴーグルや手袋の活用、刃物の扱い、破片から身を守る注意点など、事故を未然に防ぐための心得を解説しています。
また付録では、工具を「セットでまとめて買う」場合と「必要に応じて単品でそろえる」場合の考え方を比較し、読者の作業スタイルに応じた選び方を提案。コストと利便性を両立させる実践的な指針となっています。