この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 若い読者のための心理学史
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2025年12月発売】
- テクノ専制とコモンへの道 民主主義の未来をひらく多元技術PLURALITYとは?
-
価格:1,188円(本体1,080円+税)
【2025年06月発売】
- 戦争と人類
-
価格:1,144円(本体1,040円+税)
【2023年10月発売】
- 日本語からの祝福、日本語への祝福
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年02月発売】
- 言語の主観性
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2016年06月発売】




























[BOOKデータベースより]
第1章 序論(問題の所在;本書の目的;「コミュニケーション論」;本書の構成)
[日販商品データベースより]第2章 先行研究の理論的枠組み再考(導入;社会文化理論;状況的学習論;言語社会化;会話分析;四つの理論的枠組みに共通する限界)
第3章 新たな枠組み:「コミュニケーション論」(社会記号論系言語人類学;バフチンの言語論;ゴフマンの相互行為論)
第4章 文型積み上げというイデオロギー(導入;「文型を積み上げる」ということの意味;文型積み上げと日本語教科書;導入例分析)
第5章 教室で文型を学ぶことの意味(教室という場;教室における文型練習の活動と教科書;データ;『みんなの日本語』における文型「んです(か)」;教室談話分析)
第6章 会話における反復と言語の学習(教室の外での言語学習;反復という分析観点;データ;言語交換の会話における言語学習)
第7章 学習の達成のメタ語用論(メタ語用的実践としての学習の記述;学習を記述する新たな可能性への手がかり;相互行為を通した学習の達成)
第8章 移動の語りと自己アイデンティティ(第二言語研究におけるナラティブ研究;移動とアイデンティティ、そして、ナラティブ;ナラティブの時間性と空間性、そして、クロノトポス;「多文化主義社会」オーストラリア;ナラティブ分析)
第9章 結論(「コミュニケーション論」に基づく第二言語研究の射程と可能性;「コミュニケーション論」が第二言語研究にもたらすもの)
言語人類学の視座から第二言語教育の根幹ともいえる「言語とは何か」「能力とは何か」「学習とは何か」などといった問いに取り組み、それが第二言語教育の研究にいかなる理論的・実践的示唆をもたらし得るのかを明らかにする。
■「序論」より
本書は、第二言語の教育と学習を、コンテクストに根ざした言語使用(language use)という社会的実践として理解する新たな理論的視座──社会記号論系言語人類学を基盤とする「コミュニケーション論」──を提示し、その意義と可能性を示すことによって、第二言語の教育・学習に関する研究の新たな道筋を示すことを目的とするものである。本書の出発点には、近年の日本語教育研究に対する問題意識がある。したがって、本書における議論の多くは、第二言語としての日本語の教育・学習に関する問題を中心に展開されている。しかし、本書のねらいは、日本語という個別言語の教育・学習の問題にとどまるものではない。むしろ、そうした具体的な検討を通して、人が言語を教える/学ぶとはいかなることであるかを再考し、それを適切に理解するための新たな視点を提示することにある。