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[日販商品データベースより]
私はこれまで、細胞膜で発生する浸透圧と、神経細胞で見られる興奮現象を中心に解説した書籍を2冊出版してきました。本書では、そのうち半透膜である細胞膜で発生する浸透圧の発生機序について、化学熱力学と細胞膜の分子論的な構造に基づいて、どの類書よりも詳しく論じております。水溶液の浸透圧は、その水溶液の凝固点降下と蒸気圧降下から求められます。本書では、浸透圧と凝固点降下と蒸気圧降下の3者の関係をどの類書よりも詳しく論じております。これら3者はBoltzmannの統計力学エントロピーを基礎にした化学熱力学的な理論によって、統一的に説明できます。その一方で、この自然界には陽子の数は同じですが中性子の数が異なる同位体と呼ばれる分子が存在します。この同位体を混合しますと、その凝固点は変化します。この凝固点が変化するという現象は、凝固点降下に似ておりますが、凝固点降下はBoltzmannの式で説明できますが、Boltzmannの式では説明できなくて、何か未知の理論の存在をうかがわせます。現在は、脳の生理学の研究の時代と言われております。この脳の生理学の研究の基礎は、神経細胞の興奮のメカニズムの研究です。この神経細胞の興奮に関する研究にHodgkin and Huxley (1952)の研究があって、1963年にノーベル賞を受賞しました。ところが、その後の研究ではHodgkin and Huxley (1952)の理論では説明できない現象が次々と発見されてきました。本書では、Hodgkin and Huxley (1952)の理論では説明できない新しい発見について、どの類書よりも詳しく論じております。