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百歳の天寿を全うした古代史の泰斗が、生前出版を希望していた未発表を含む遺稿を精選。歴史学者としての視点から、天皇や戦争についての思い、故郷神戸や知己たちとの思い出を、戦争体験者として次世代に語り継ぐ。
古代史随想(戦時中からの自分をふりかえって―どうして古代史の研究に取り組んだのか―;補論―九十一歳の時に記す ほか)
戦争の記憶(戦争について語り継ぎたいこと;『厭戦』に見える針尾佐平 ほか)
故郷と家族(故郷 神戸;親族の思い出 ほか)
忘れえぬ人たち(家永先生の最終陳述を傍聴して;河野アヤノ様の思い出 ほか)
短歌
百歳の天寿を全うした古代史の泰斗が、生前出版を希望していた未発表を含む遺稿を精選。歴史学を志したきっかけ、戦前・戦後の歴史学界、海軍予備学生としての苦悩、難波宮の保存運動、家永教科書裁判傍聴などの随想、故郷神戸や知己との思い出などに折々の短歌を加え、天皇や戦争についての思いを戦争体験者として、戦争を知らない世代に語り継ぐ。





















