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[BOOKデータベースより]
第1(第1節(§1);第2−3節(§2);第4−8節(§3) ほか)
[日販商品データベースより]第2(第1−12節(§1);第13−17節(§2);第18−22節(§3) ほか)
第3(第1−5節(§1);第6−12節(§2);第13−19節(§3) ほか)
第4(第1−20節(§1);第21−25節(§2);第26−29節(§3) ほか)
第5(第1−20節(§1);第21−34節(§2);第35−43節(§3))
第6(第1−6a節(§1);第6b−13節(§2);第14−16節(§3) ほか)
第7(第1−13節(§1);第14−23節(§2);第24−30節(§3) ほか)
第8(第1−9節(§1);第10−21節(§2);第22−26節(§3) ほか)
第9(第1−7節(§1);第8−12節(§2);第13−28節(§3) ほか)
第10(第1−12節(§1);第13−16節(§2);第17−27節(§3) ほか)
第11(第1−10節(§1);第11−14節(§2);第15−18節(§3) ほか)
第12(第1−12節(§1);第13−17節(§2);第18−27節(§3) ほか)
第13(第1−2節(§1);第3−8節(§2);第9−13節(§3) ほか)
第14(第1−2節(§1);第3−9節(§2);第10−11節(§3) ほか)
第15(第1−5節(§1);第6−15節(§2);第16−20a節(§3) ほか)
第16(第1−8節(§1);第9−13節(§2);第14−18節(§3) ほか)
解説(聖書註解の歴史 3;テオピュラクトスについて;ヒエロニムス『マルコ福音書説教』―説教6に見る聖書解釈の方法)
「カテナ・アウレア」(黄金の鎖)は正式には『四福音書連続註解』と言う。四福音書全体にわたり,トマスが80名ほどのラテン教父とギリシア教父のテキストを,聖書の文脈に即して採取した文章をもとに註解した集大成である。本書は『マタイ福音書』に続く『マルコ福音書』を扱う。
冒頭では話の筋が述べられ,次に聖句の節について文字的・歴史的・象徴的な意味が語られる。トマスは実証神学について鋭敏な感覚を備えていたので,典拠に対し忠実に向き合い,全体のテキストを統一的に捉え見事に註解した。
トマスは福音書の知恵は,快楽よりも甘美で,地位や王座よりも安全で,富よりも有益であると語った。本書ではイエスの愛と知恵について,心を尽くして伝えられる。
これは膨大な文献と知恵の一大パノラマである。キリスト教の精神だけでなく,ヨーロッパの生活や文化を考えるうえでも,比類のない第一級の資料である。
福音書はマタイ,マルコ,ルカ,ヨハネの4人の福音記者が,先行の福音書を踏まえつつ,あらたな事象を加えて編纂したものである。時代状況のなかでイエスの愛を探究しながら,それぞれ独自の要素を加えていった。
巻末の160頁に及ぶ解説では,13世紀の托鉢修道士の活動を中心に,聖書註解の歴史と論争を詳細に紹介し,わが国では知られていない註解と神学との関連を明らかにした。
キリスト教への関心だけでなく,「いかに生きるべきか」を考えるための知恵と勇気を与えてくれる宝庫となろう。