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[BOOKデータベースより]
〈真実〉でも〈フェイク〉でもなく「つくられる事実」という視点から教育問題を読み解く、メディアリテラシー実践の書!深刻な教育問題を解決するには、その問題が〈ある〉のではなく、〈つくられる〉ものであるという逆転の発想が必要だ。本書は、「非行」「いじめ」「発達障害」など、終わりのない教育問題について、「問題はつくられる」という構築主義の見方・考え方から新たな対応策を探る。
序―「教育問題」と子ども観
[日販商品データベースより]第1章 「事実」はつくられる―「問題」が〈ある〉という前提を問い直す
第2章 少年犯罪「凶悪化」のイメージをつくり出す―公式統計とメディア報道の検証
第3章 社会的注目を集める「量的増加」言説―「予測」と「現実」の関係を問い直す
第4章 問題現象の動機と原因を探究する―責任帰属を巡る攻防
第5章 学校での「発達障害児増加」は何を意味するか―「実態」なのか、「構築」なのか
終章 教育問題を支配する「早期発見」という呪縛―医療の論理か、教育の論理か
〈真実〉でも〈フェイク〉でもなく「つくられる事実」という視点から
教育問題を読み解く、メディアリテラシー実践の書!
深刻な教育問題を解決するには、その問題が〈ある〉のではなく、〈つくられる〉ものであるという逆転の発想が必要だ。
本書は、「非行」「いじめ」「発達障害」などの教育問題について、「問題はつくられる」という構築主義の見方・考え方から詳述する。
終わりのない教育問題への新たな対応策を探る画期的問題提起≠フ書!
「教育問題」という言葉から何を連想するだろうか。戦後日本を振り返っても、高度経済成長期なら「受験戦争」や「落ちこぼれ」、1980年代になると「少年非行」や「校内暴力」、それに続いて、「いじめ」「不登校」「学級崩壊」「発達障害」などなど、次々と新たな教育問題が生まれては消えていくという歴史を繰り返しているが、絶えず何かは教育問題であり続けていることもまた確かである。とはいえ、現代日本では「受験戦争」や「校内暴力」という言葉はほとんど聞かれなくなったが、それはなぜだろうか。それとは対照的に、「いじめ」は1985年頃に教育問題化してからすでに40年近く経過するが、いまだに教育問題であり続けているのはなぜなのか。なぜ近年になって「発達障害」が教育問題化しているのだろうか。
そうした「なぜ」に対して、すでにさまざまな議論がなされてきたし、これからも続いていくだろうが、本書はそうした流れとは基本的に異なる問題関心から教育問題にアプローチしようとするものである。
具体的には、教育問題とされてきた多様な問題群のうちの何か、例えば少年非行や発達障害といった個々のテーマに焦点化して論じるのではなく、それら個々の問題事象を総称する言葉である「教育問題」そのものを考察の対象として「教育問題とは何か」という問いに答えようとするものである。