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[日販商品データベースより]
正体不明という生き方。
「ぼくが目指したことは、すべて編集です」
異能の編集工学者が謎に包まれたその生涯と秘策を一気に語り明かす。
ロングインタビューによる、最初で最後の「自伝」。
「若者の教祖」「知の巨人」「博覧強記」――。
あらゆるレッテルを嫌い、「生涯一編集者」であることに徹した松岡正剛。
その歩みは理科少年の時代[ころ]に抱いた自己同一性への疑問に
始まっていた。
十数時間におよぶ、生前最後にして初の自伝インタビューを完全再録。
また付録として、未発表稿及び年譜を掲載。
【本文より】
「遅ればせ」ということを、わりに早くから自覚していたんです。あえて遅滞する、
遅延するということです。ふつう遅れるというのは、とろいこと、才能が発揮しに
くいとか、コミュニケーション能力がないということです。でもぼくは「遅ればせ」
がいいんだと思ってやってきた。こういう感覚は若いころからありました。おそら
くぼくが編集に関心をもったことにも関係していたんだろうと思います。――
【目次】
第1章……正体不明のゴースト
第2章……「世界」のおもしろみとメディアへの憧れ
第3章……アルス・コンビナトリア事始め
第4章……すべてはアナロジーのために
第5章……編集工学の胎動と脈動
第6章……編集の国から生まれた学校
第7章……歴史の網目のなかで千夜千冊を紡ぐ
第8章……虚に居て実を行う
◆松岡正剛年譜