- 再雇用という働き方
-
ミドルシニアのキャリア戦略
PHP新書 1439
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2025年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569859156
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[BOOKデータベースより]
変わる社会で問われる、ミドルシニアの価値と役割。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、若手人材の確保が困難を極める。採用競争の激化や離職率の上昇により、企業は人事戦略を見直さざるを得ない。こうした中、経験とスキルを持つミドルシニア層への期待が高まる。ミドルシニア個人もキャリアの再構築や働き方の見直しを迫られている。本書では社会と企業の変化を背景に、ミドルシニアが新たな役割を見出し、自らの価値を再発見する道を探る。
第1章 高齢期キャリアの構造
[日販商品データベースより]第2章 過渡期の継続雇用
第3章 働く社員が直面する家計と意識の構造変化
第4章 悩ましい年下上司との関係
第5章 人事制度改革の方向性―再雇用制度か、定年延長制度か
第6章 70歳雇用時代に向けた処方
0歳から備え、70歳まで働く時代に突入している。日本社会は急速な人口減少と少子高齢化に直面し、企業は若手人材の確保に苦戦を強いられている。採用競争の激化や離職率の上昇により、もはや若手中心の戦略は限界を迎えており、経験とスキルを備えたミドルシニア層への期待がかつてなく高まっている。
本書『再雇用という働き方──ミドルシニアのキャリア戦略』は、そうした社会的背景のもと、再雇用という選択肢がいかに個人と組織にとって重要なテーマとなっているかを明らかにするものである。ミドルシニアは単なる“補完戦力”ではなく、組織の中核を担うべき存在として、企業の生産性と持続可能性を支える鍵となる。
長期化する職業キャリアの中で、50代・60代の働き方は大きな転換期を迎えている。再雇用後の処遇や報酬が低下する中、自らの役割をどのように再構築し、価値を発揮するかが問われている。
本書では、個人が直面する不安や課題をデータで可視化し、その上でキャリアの再設計に必要な視点と戦略を具体的に提示している。
また、企業側の視点としては、ミドルシニアを活かすために必要な三つの要素──報酬レンジの拡大、職務の多様化、処遇の柔軟性──を軸に、人事制度の見直しや現場マネジメントの課題にも切り込む。本書は、個人と組織の双方にとって、これからの働き方と人材活用の実務的なヒントとなるだろう。
「ポストオフ」で得られる新たな経験や学びが、第二のキャリアの質を決める。自らの可能性を再発見し、社会の中で再び役割を果たすことが、ミドルシニアの人生を豊かにし、ひいては日本経済全体を下支えする力となる。
ミドルシニアのキャリアに悩むすべての人に届けたい、実践的かつ希望ある一冊である。