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[BOOKデータベースより]
韻文経典からゴータマ・ブッダと直弟子たちの教えに迫る。従来では一括りにされてきた韻文経典と散文経典を明確に区別し、四諦聖やサティ、修行法などに焦点をあて、原始仏教でも最も古い仏教を考察し、初期韻文経典の段階で教理化が進められていったことを明らかにした画期的書。
第一章 四聖諦と三学
[日販商品データベースより]第二章 「苦しみ」と「苦しみの起こるもと」
第三章 「自己の存在に対する正しい自覚」の宗教的意義
第四章 修行法の展開―三学と三十七道品
第五章 三宝の成立と「信(saddh ̄a)」の用法
第六章 ゴータマ・ブッダの教え―宗教実践から教理化への一断面
韻文経典からゴータマ・ブッダと直弟子たちの教えに迫る
従来の研究では曖昧だった初期韻文経典と散文経典を明確に区別し、初期韻文経典の説示を通して、ゴータマ・ブッダや直弟子たちの最も古い仏教を考察し、韻文経典の段階で教理化が進んでいることを明らかにした画期的書。
「本書の目的はこの初期韻文経典の説示を通して原始仏教でも最も古い仏教を考察することにあるが、実はそこにも仏教興起時代の最古層から新層へと次第に展開し、後の優れた仏教修行者たちによってさまざまに解釈され教理化が進められていく展開がみられ、初期韻文経典も決して画一的に理解されるべき経典ではないことがわかる。つまり、初期韻文経典にはゴータマ・ブッダや直弟子たちの教えが説かれていると簡単に済ませられない数多くの問題点が存在しているのである。それを明らかにするためには、何よりもまず最古層の韻文経典において歴史的存在者としてのゴータマ・ブッダや直弟子たちの宗教体験に基づいて説かれた教えを精査し、それ以後の過程でその教えがどのように解釈されていったのか、その展開を比較研究することによって相違点を明確化する必要がある。」(本書より)