いま、核のない世界を築くために

新しい戦前に直面する地域・自治体の役割

自治体研究社
中山徹　田中煕巳　渡久地政志　達可洋平　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2025年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784868260073

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　インタビュー◎核廃絶に向けた地域と自治体の役割●田中熙巳　日本原水爆被害者団体協議会（日本被団協）代表委員　聞き手・中山徹（戦争にかり出された中学生時代；被爆した時の状況；いのちと暮らしのすべてを奪った原爆　ほか）
第２部　自治体と市民の平和への取組み（平和で誇りの持てる“ちゃたん”をめざして；若者は「戦争するくにづくり」を許さない）
第３部　戦争できる国づくりと地域、自治体（軍事力の強化；日米安保体制の強化、軍事ブロックの形成；軍事産業の育成、国際共同開発の推進　ほか）

[日販商品データベースより]

「はしがき」より
戦争できる国づくりを、地域、自治体からどう食い止めるかに重点を置いて編集したつもりです。戦争が起こると具体的な被害を受けるのは地域です。また戦争準備段階でも地域には具体的な被害が発生します。一方、自治体が戦争に反対しますと、今の法制度の下では、戦争できる国づくりを具体的に進めるのは困難です。そのような点を多くの方に伝えたいと思います。