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[日販商品データベースより]
人を惹きつける「地域の力」の根源は何か
近江八幡、嵯峨嵐山、金沢、台湾・台南などの「観光振興史」から日常に基づく「観光自治」のあり方を探究する
人を惹きつける「地域の力」はどこから生まれ、成長するのか。柳田國男や鶴見和子の思想を導きとしつつ、近江八幡、嵯峨嵐山、金沢、台湾・台南などの「観光振興史」から、当たり前の日常に基づく、地に足の着いた「観光自治」のあり方を探究する。
【本文からの引用】
観光文化を創造する権利や力は昔の人に限られたものではなく、今を生きる人びとが所与のものとして継承し、そこからの展開が新たな歴史となっていく。にもかかわらず、名勝地は一朝一夕にしてはならないというように、今日の観光振興を考えるにあたっては、暮らしの歴史を踏まえた観光、いわば、地域の観光振興史の構築が求められる。それは、その暮らしの歴史を通して、地域の文化資源を生かし、観光文化を創造するための「暮らしの流儀」の形成をみていくことである。
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●著者紹介
郭 育仁(かく・いくじん)
1981年 台湾台南市善化区六分寮に生まれる。
2005年 文藻外語学院(台湾)日本語学部卒業。
2015年 同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了(博士・政策科学)。鈴鹿大学国際地域学部講師(2018年准教授)
現在 静岡英和学院大学人間社会学部教授。専攻/文化政策学・観光学。
著作 『これでよいのか観光政策――22 世紀に生きる子どもたちのために』〔編著〕(ビジネス実用社,2024 年),『次世代創造に挑む宗教青年――地域振興と信仰継承をめぐって』〔共編著〕(ナカニシヤ出版,2023 年),「民際的紐帯の形成とその訪日観光振興」(『鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要』6,2023 年),「地域観光政策をめぐって,宗教行事と地域振興の狭間に関する一考察――木之本地蔵大縁日を中心に」(『国際文化政策』3,2012 年),他。