[BOOKデータベースより]
生活苦にあえぎ、〈ぼんやりとした不安〉におそわれる私たち。シンプルで極端な主張をSNSなどでくり広げ、人びとを煽り立てる〈身近な指導者〉たち。社会が分断され、民主主義が衰弱するなか、財政史という「メス」を用いて不安の正体にせまり、最後の防波堤としての〈ラディカルな中庸〉を提唱。肯定的未来への道を切りひらく入魂の書!
第一章 歴史の転換点ではなにがおきるのか?
第二章 昭和恐慌からの脱出と高橋是清の苦闘
第三章 ファシズムへの道程でなにがおきたのか?
第四章 ファシズムの条件をさぐる―ドイツとの対比から
第五章 強まる将来不安、崩れ落ちる民主主義
終章 エクストリーミズムをのりこえる
生活苦にあえぎ、〈ぼんやりとした不安〉におそわれる私たち。
シンプルで極端な主張をSNSなどでくり広げ、
人びとを煽り立てる〈身近な指導者〉たち。
社会が分断され、民主主義が衰弱するなか、
肯定的未来への道を切りひらく入魂の書!
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令和の日本社会をおおう〈ぼんやりとした不安〉。その輪郭を描き出すべく、
「ファシズム前夜」を経験した、かつての日本とドイツに光を当て、
両国がファシズムに屈した背景を、財政史という観点から分析。
そこで得た基準をもちいて、現代日本の危機的状況を浮かび上がらせていく。
多くの人が生活不安をかかえるなか、「人気取り」の政策案が打ち出され、
「極端」な議論を展開する〈小さな権威主義〉が力を得ていく──。
居場所を追われる「自由と民主主義」をまもるための立脚点を探求し、
肯定的未来への道を切りひらく渾身の書!
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