- 敗北の作戦参謀
-
服部卓四郎と昭和陸軍
PHP文庫 いー108ー1
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2025年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569905136
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[BOOKデータベースより]
「作戦参謀」とは何者か、「大東亜戦争」とは何か。一人の作戦参謀の生涯を通して、ノモンハン事件、大東亜戦争開戦、ガダルカナル攻防戦、戦後日本の舞台裏を描く。第26回「山本七平賞奨励賞」受賞者による、渾身の力作。
序章 戦後史に消えた作戦参謀
[日販商品データベースより]第一章 エリートコース
第二章 ノモンハンの蹉跌
第三章 大東亜戦争はじまる
第四章 参謀本部作戦課長の「敗戦」
第五章 生き残った参謀―「服部卓四郎」の正体
終章 昭和陸軍の象徴として
日本は、どこで何を誤ったのか。
日本のエリートは、なぜ誤るのか。
昭和100年の今だからこそ、知られざる歴史の真相に目を向けたい。
戦後史に消えた作戦参謀「服部卓四郎」――昭和期の「あの戦争」の舞台裏で起用され続けた、昭和陸軍の1人のエリート軍人に着目することで、見えてきた日本の組織の「負の教訓」。
本書は、服部卓四郎に関する限られた史料を掘り起こし、丹念に精査し、その生涯を捉え直すとともに、敗北に至らしめた国家権力の組織の実像に迫るものです。
著者は、陸軍大将・多田駿を描いたデビュー作の評伝で第26回山本七平賞奨励賞を受賞した気鋭の歴史研究者。
。その後も、東條英機、渡辺錠太郎、永田鉄山、梅津美治郎、今村均といった陸軍の最重要人物の評伝に取り組んできました。
服部卓四郎の人物像を描くにあたっては、ノモンハン事件、ガダルカナル戦などの戦史を取り上げ、石原莞爾、辻政信、田中新一、井本熊男、高山信武といった陸軍のエリート軍人たちとの関係性等に着眼。さらに日本海軍との関係性など、さまざまな角度から、作戦参謀という存在が果たした役割を浮き彫りにしています。
*本書は、2022年6月にPHP研究所から刊行された『服部卓四郎と昭和陸軍』を改題の上、再構成し、加筆・修正したものです。