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[BOOKデータベースより]
たくさん読み、たくさん考え、差別する。教養を積んで差別を行う。日本の教養はどう始まったのか。原典を読解、新史料を発見し、大正教養主義の成立からその末路までを解明。リハビリテーション不可能なありさまを描き切った、教養主義の死亡診断書、発行!
序章 大正教養主義という原像
[日販商品データベースより]第1部 大正教養主義の生成(大正教養主義の起源―ラファエル・フォン・ケーベルの教養論;教養の閉鎖領域―ケーベルと学生たち;暗記・暗記・暗記―旧制第一高等学校のドイツ語教育;「教養」(Bildung)の語史―明治〜昭和前期の独和・和独辞典の検討)
第2部 大正教養主義の成立(働きたくない―教養小説『三太郎の日記』における読書の意義;人格と怨念―大正3年・『三太郎の日記』発売と同時代書評;読書をかさねて差別する―阿部次郎の読書論と教養論)
第3部 大正教養主義の末路(教養の戦争協力―旧制第一高等学校長期の安倍能成における教養・教育論;教養を忘れて―戦後日本における安倍能成の教育論;大正教養主義の末路―阿部次郎の戦中戦後)
終章 大正教養主義という幻像
教養を積んで差別を行う――
日本の教養はどう始まったのか。
原典を読解、新史料を発見し、大正教養主義の成立からその末路までを解明。
教養主義のリハビリテーション不可能なありさまを描きだした、
教養主義の死亡診断書。