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[日販商品データベースより]
大ヒットシリーズ『奇界遺産』第一作の刊行から15年を記念して、イラストに『エイリアン』シリーズの造形デザイナーとして知られるH・R・ギーガーの作品をフィーチャーした『奇界遺産3』特装版を発売。ギーガーの故郷、スイスにあるサン・ジェルマン城を改装したH・R・ギーガー・ミュージアムを撮り下ろした追加16ページも収録!
アートワーク:H・R・ギーガー
アートディレクション&デザイン:古平正義
解説:横井雄一郎(TBSテレビ)
【本書より抜粋】
私は一般にラスコーの洞窟壁画に象徴される、人間の<余計なもの>を作り出す想像力や好奇心こそが、人類を駆動させてきた力そのものではないかと、ずっと考えている。その結果生まれたものたちを『奇界遺産』と呼んでいるわけである。それは洞窟にはじめて壁画を描いたホモ・サピエンスの閃きであり、イースター島を目指して海を渡った人々の意思であり、月を見るために宇宙ロケットを考えたツィオルコフスキーの情熱である。あるいは密林で不可思議な仮面をつける部族の踊りであり、奇妙な彫像が立ち並ぶ庭園の眺めであり、北極でトナカイと暮らす人々の祈りであり、死者と交信して語らう老婆の言葉である。その力は人間の生存には不要だが、きっと存続のために必要な何かであった。本書は、そんな人類最大の無駄、あるいは人類最大の天賦が生み出した奇妙な世界──奇界をふたたび駆け巡った、長い旅の記録である。
【掲載内容の一部】
・ポップでダークな「桃源郷」(北朝鮮)
・緑に飲み込まれた漁村(中国)
・「廃墟の王」(日本)
「世界の果て」の遊牧民族(ロシア)
・泥に埋もれた村(インドネシア)
・砂漠に出現する「架空の街」(アメリカ)v ・劇的人工絶景世界(中国)
・珍建築一帯一路(中国)
・囚人の古代予想図(キューバ)
・「地獄の扉」(エチオピア)
・大富豪の奇想の庭園(メキシコ)
・世界一怖いモーテル(アメリカ)
・国家公認「超能力者」育成学校(ロシア)
・革命的盛り上げ装置(台湾)
・ディストピア装置(キューバ)
・異次元オペラ(北朝鮮)
・人類最古の葬礼(インドネシア)
・エキゾチック来訪神(日本)
・死者を担ぐ奇祭(マダガスカル )
・奇妙な精霊(パプア・ニューギニア)
・人類保管計画(ベネズエラ)
・幽霊の教会(チェコ )
・20世紀最大の怪物(イギリス)
・死体農場(アメリカ)他