[日販商品データベースより]
1945年8月9日、長崎のすべてを奪い去った原爆と奇跡的に生き残った1本の柿の木の物語。
推薦!長濱ねる(元・欅坂46、長崎市出身)、宮島達男(現代美術家)
わたしの町 長崎。穏やかな日々が続いていた。
家族が寄り添い、庭には柿の木、子どもたちはその木の下で笑っていた。
だが、あの日、すべてが一瞬で奪われた。
原子爆弾が奪った命と日常の重さ、そして、それを越えてなお生き続ける命の強さを、イタリア人作家が、事実を基に子どものために書き下ろした幼年童話。
長崎で被爆した柿の木の苗木を植樹し、命の大切さを体感してもらおうという活動を続けている現代美術家・宮島達男が始めたアートプロジェクト「時の蘇生・柿の木プロジェクト」から生まれた絵本。
── ずっと見守り続けてくれている。わたしの隣で、わたしたちの街を。 もう二度傷つくことがないよう、力を合わせて。── 長濱ねる
── その根に宿る祈りが、未来の平和を支えていくように ── 宮島達男
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違和感と納得感が混ざったような、不思議な感覚で読み終えました。
文章も絵もイタリアで描かれた、イタリア出版の洋書の翻訳だったからです。
描かれたスタートラインに、長崎原爆で被災した柿の木の子どもがあったからです。
イタリアに渡った柿の種は、核廃絶運動の礎となり、長崎原爆の史実に思いをはせる役を果たしていました。
そういう意味合いでは、関心の深さには敬意を評したいです。
しかし描かれた物語は、日本人としてはちょっと違和感を覚えます。
絵の影響もあるのでしょうが、物語に歴史に現実感が少し乏しく思えました。
この本は、イタリア発であることに意味があるのでしょう。
核廃絶運動は、世界の問題です。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】