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価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年11月発売】
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【2022年11月発売】
[日販商品データベースより]
宏壮・豪華な邸宅における遊楽・遊興が描かれ、遊びに興じている人物たちのさまざまな姿が表現される「邸内遊楽図」。
江戸時代初期に流行し、多くの作品が残されたが、なかでも徳川美術館蔵「遊楽図〓風(相応寺〓風)」(重要文化財)は最優品として知られる近世風俗画の逸品である。
その左隻の豪壮な邸宅を妓楼・遊廓・遊里とみる見解が定説となってからすでに50年近くになる。
しかし、この定説は間違っているのではないか?
そもそも相応寺〓風は、きちんと読解されてこなかったのではないか?
注文主は何者か、〓風はいつ、誰に贈られたのか――
〓風に描かれた図像の細部を綿密かつ多面的に読み解くことで、そこに隠されたメッセージを浮かび上がらせ、本作品が将軍家光の時代にどのように生まれてきたのかを明らかにする。
「遊楽図〓風」全編のカラー画像および詳密なトレース図を収載!