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詩人・牧羊子と作家の昭和
法政大学出版局 浜本隆志
点
作家夫婦は昭和の時代をどう生きたか。戦後高度成長期の文学を牽引し、ベトナム戦争従軍記で新境地を開拓、釣り紀行ルポや美食エッセイでも読者を魅了した開高健(1930〜89)。しかしその執筆活動の背景には、妻・牧羊子との容易ならざる家庭生活、闇三部作や『珠玉』に象徴されるニヒリズム、女性たちとの秘密の関係があった。谷沢永一と同僚であった著者が、その〈悪妻〉説に異を唱えつつ、亡き人々への鎮魂の思いを込めて記す開高文学讃。
序章 芥川賞作家を創った女性悪妻伝説とフェミニズム同人誌『えんぴつ』に集った鬼才たち開高健と牧羊子の出会い牧羊子の詩の世界開高文学の原点コピーライターとしての開高健初期の作品群『パニック』、『日本三文オペラ』と『流亡記』芥川賞受賞大阪vs東京開高の『ベトナム戦記』政治の季節から小説家への回帰開高文学の頂点『夏の闇』開高健の闇火宅の人開高はなぜ離婚できなかったのか言葉の魔術師焼け跡世代のグルメ志向世界放浪のロマン牧羊子の晩年の詩純文学への回帰―遺作『珠玉』『珠玉』と三島由紀夫の『金閣寺』開高健の最期女の闘い―牧羊子と高恵美子開高健と娘道子牧羊子と金子光晴夫妻終章 牧羊子は「悪妻」だったのか
戦後高度成長期の文学を牽引し、ベトナム戦争従軍記で新境地を開拓、釣り紀行ルポや美食エッセイでも読者を魅了した開高健(1930〜89)。しかしその執筆活動の背景には、妻・牧羊子との容易ならざる家庭生活、闇三部作や『珠玉』に象徴されるニヒリズム、女性たちとの秘密の関係があった。谷沢永一と同僚であった著者が、その〈悪妻〉説に異を唱えつつ、亡き人々への鎮魂の思いを込めて記す開高文学讃。
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[BOOKデータベースより]
作家夫婦は昭和の時代をどう生きたか。戦後高度成長期の文学を牽引し、ベトナム戦争従軍記で新境地を開拓、釣り紀行ルポや美食エッセイでも読者を魅了した開高健(1930〜89)。しかしその執筆活動の背景には、妻・牧羊子との容易ならざる家庭生活、闇三部作や『珠玉』に象徴されるニヒリズム、女性たちとの秘密の関係があった。谷沢永一と同僚であった著者が、その〈悪妻〉説に異を唱えつつ、亡き人々への鎮魂の思いを込めて記す開高文学讃。
序章 芥川賞作家を創った女性
[日販商品データベースより]悪妻伝説とフェミニズム
同人誌『えんぴつ』に集った鬼才たち
開高健と牧羊子の出会い
牧羊子の詩の世界
開高文学の原点
コピーライターとしての開高健
初期の作品群『パニック』、『日本三文オペラ』と『流亡記』
芥川賞受賞
大阪vs東京
開高の『ベトナム戦記』
政治の季節から小説家への回帰
開高文学の頂点『夏の闇』
開高健の闇
火宅の人
開高はなぜ離婚できなかったのか
言葉の魔術師
焼け跡世代のグルメ志向
世界放浪のロマン
牧羊子の晩年の詩
純文学への回帰―遺作『珠玉』
『珠玉』と三島由紀夫の『金閣寺』
開高健の最期
女の闘い―牧羊子と高恵美子
開高健と娘道子
牧羊子と金子光晴夫妻
終章 牧羊子は「悪妻」だったのか
戦後高度成長期の文学を牽引し、ベトナム戦争従軍記で新境地を開拓、釣り紀行ルポや美食エッセイでも読者を魅了した開高健(1930〜89)。しかしその執筆活動の背景には、妻・牧羊子との容易ならざる家庭生活、闇三部作や『珠玉』に象徴されるニヒリズム、女性たちとの秘密の関係があった。谷沢永一と同僚であった著者が、その〈悪妻〉説に異を唱えつつ、亡き人々への鎮魂の思いを込めて記す開高文学讃。