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[BOOKデータベースより]
仙台高裁判決が示す「手がかり」とは何か。「解釈改憲」とは言えない理由を第一人者が読解!国会前デモなど大論争を巻き起こした安保法制の成立から10年。原告約7700人、約1700人の弁護団による安保法制違憲訴訟は、全国22の地裁や支部で25件起こされた。結果は“全敗”だが、唯一の憲法判断に踏み込んだ仙台高裁判決には重要な論理が隠されている。それをどう組み立てれば、集団的自衛権の行使が実は不可能だと言えるのか。古来、用いられた「書く技法」によって記された、深層の論理は、いかに読まれるべきか。急逝した仙台高裁裁判長の真意と今後を見通す。
第1章 安保法制とは何だったのか(豊秀一)
[日販商品データベースより]第2章 安保法制問題の論点(長谷部恭男×豊秀一)
第3章 裁判長たちが聞きたかったこと(長谷部恭男×棚橋桂介×豊秀一)
第4章 裁判長が行った異例の補充尋問(長谷部恭男×棚橋桂介×豊秀一)
第5章 初の憲法判断に踏み込んだ判決(長谷部恭男×棚橋桂介×豊秀一)
第6章 判決と裁判を深掘りする(長谷部恭男×棚橋桂介×豊秀一)
第7章 「上告しない」という判断(長谷部恭男×棚橋桂介×豊秀一)
第8章 憲法と集団的自衛権の現在地(豊秀一)
巻末資料
国会前デモなど大論争を巻き起こした安保法制の成立から10年。原告約7700人、約1700人の弁護団による安保法制違憲訴訟は、全国22の地裁や支部で25件起こされた。結果は全敗?だが、唯一の憲法判断に踏み込んだ仙台高裁判決には重要な論理が隠されている。それをどう組み立てれば、集団的自衛権の行使が実は不可能だと言えるのか。古来、用いられた「書く技法」によって記された、深層の論理は、いかに読まれるべきか。判決という「戦略的文書」を遺して急逝した仙台高裁裁判長の真意とは何か。2023年、東京高裁と仙台高裁で二度証言した長谷部教授と、それらの尋問を担当した棚橋弁護士、そして司法分野・憲法問題の取材を重ねてきた朝日新聞の豊編集委員が読み解く。