- カンディンスキーと日本の前衛
-
版画・抽象・音楽
「近代美術」再考ー前衛・モダニズム・近代美術館 第1集
- 価格
- 6,820円(本体6,200円+税)
- 発行年月
- 2025年05月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784798919430
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[BOOKデータベースより]
本書は、カンディンスキーによる「抽象」絵画の創出という、近代美術史上の画期的出来事への道程に、木版画の実践を位置づけた。さらにこの芸術家が掲げる「諸芸術の総合」という理念の展開を、文学から舞台、ロック・ミュージックまで越境して分析する。この試みは、近代日本の前衛的表現におけるカンディンスキーやバウハウスとの連関を掘り起こすものであり、美術館で長く学芸員として活動した著者による、近代美術という〈響き〉の広がりの成果である。
第1部 カンディンスキーの「抽象」から「諸芸術の総合」へ(「青騎士」像―年刊誌『青騎士』の表紙絵について;カンディンスキーの木版画作品(一九〇二年‐一九一〇年)―「抽象」への道;カンディンスキーの詩画集『響き』(一九一三年)について―「抽象」の誕生;「諸芸術の総合化」に向けて―二〇世紀初頭の一動向;ふたたびカンディンスキーをめぐって)
[日販商品データベースより]第2部 日本の「前衛」再考―カンディンスキーの受容(青木繁《海の幸》(一九〇四年)再考―その絵画表現の革新性について;萬鐵五郎、村山知義、竹久夢二、そして恩地孝四郎たちのカンディンスキー;日本の「前衛」再考;「日本画」の前衛―「シュパンヌンク」の響き)
抽象の誕生から日本の前衛へカンディンスキーが響かせた芸術の核心を問う─
本書は、カンディンスキーによる「抽象」絵画の創出という、近代美術史上の画期的出来事への道程に、木版画の実践を位置づけた。さらにこの芸術家が掲げる「諸芸術の総合」という理念の展開を、文学から舞台、ロック・ミュージックまで越境して分析する。この試みは、近代日本の前衛的表現におけるカンディンスキーやバウハウスとの連関を掘り起こすものであり、美術館で長く学芸員として活動した著者による、近代美術という〈響き〉の広がりの成果である。