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[BOOKデータベースより]
教員37年の集大成!真の道徳をするための教育・人間論。
第1章 自分にしかできない授業をする(深く考え、議論する時間;待ちの姿勢 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「誰かの役に立つことが嬉しい」と思える仕事をする 鼎談:森富美・田中直人・加藤宣行(個性を大切にするとは)
第3章 自分にしかできない道徳授業のつくり方 Q&A:質問者・長岡かの子(すぐに使える指導法についてどう思うか;教材研究をどうしているか ほか)
第4章 「授業の中で自分のよさを感じ取っていける」道徳を 鼎談:相田一人・押谷由夫・加藤宣行(人間教育として道徳授業をする)
第5章 教え子たちが語る「SEKADOU」の魅力 座談会:筑波大学附属小学校OBと保護者・加藤宣行(1年生のときのノート指導;自由だけどちゃんと議論になっている授業 ほか)
本書の概要
「誰がやっても同じ授業では、面白くない。目の前の子どもたちとつくるからこそ面白い」教員37年の集大成、加藤宣行先生が綴る、真の道徳をするための教育・人間論!
本書からわかること
子どもは小さな哲学者。深く考え、議論する時間を
「哲学」というと、難しい概念や言語を操るというイメージがないだろうか。「哲学」は、本来、常人には手の届かない世界を描いているような存在ではないはずである。いや、そうでなければ困る。もっと身近に、考えることを楽しむ世界があってほしいと思うし、そうあるべきだと考える。
子どもたちと道徳の授業をしていると、「あ、今、思考を楽しんでいるな」と感じることが多々ある。教材のストーリーとは離れたところで、自分自身の問題意識と重ねながら、自らの嗅覚を最大限に発揮し、子どもにしか使い得ないような言葉を用いて。そのようなやりとりを聞いているとき、「子どもこそ、本当の哲学者ではないか」と思わされることがある。
「子どもには無理」「まだ早い」
これらの決めつけが、どれだけ子どもたちの自由な発想を阻害しているか。従来の道徳授業の閉塞感も、このあたりから来ているのではないか。
本書は、道徳の授業論をもとにしてはいるが、もっと広く教育論だったり、子ども論だったり、人生論だったりを書かせていただいている。そのどれもが本質は同じだと考える。現象は転移しないが、本質は転移する。教育書にはハウツーものが多すぎる。方法論では語り尽くせない世界を語りたい。
「はじめに」より
読めば勇気が湧いてくる!
公立15年、筑波小22年、担任として、道徳専科として、授業を重ねてきた加藤宣行先生。そんな授業の達人が行き着いた境地を一冊にまとめました。
「いつでもどこでも誰でもできる授業」ではなく、目の前の子どもたちと創る「自分だけの授業」をするために――
子どもとの向き合い方から、板書や発問についての考え、さらには他分野の方々との鼎談や筑波小OBとの座談会など、KTO道徳の魅力や神髄、何より加藤宣行先生の人生観・教師論が詰まっています。
今こそ「自分にしかできない授業」をするために。読めば勇気が湧いてくる一冊です。
こんな先生におすすめ
道徳の授業づくりに関心のある先生