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[BOOKデータベースより]
真言は密教古来の聖なる呪文であり、願いの言葉です。声に出して唱えれば、幸せに近づいていくでしょう。諸願成就、災難消除、現世安穏、開運招福。
第1章 真言ってどんな言葉?(真言を唱えるとご利益がある?;何を目標にしているの? ほか)
[日販商品データベースより]第2章 予備知識と初めての真言(真言によく使われる言葉;仏さまのシンボル「種子」 ほか)
第3章 諸尊の真言とご利益(如来―真理に到達した仏;菩薩―悟りを求めながら衆生を救う;明王―力ずくで仏道へ導く;天部―現世利益をもたらす神々)
第4章 陀羅尼とさらなる修行(仏頂尊勝陀羅尼;宝篋印陀羅尼 ほか)
真言は密教において古来より伝わる、仏さまに向けた祈りの言葉のことです。また、真言は仏さまの真実の教えのエッセンスが凝縮された言葉でもあります。
お坊さんが日々の勤行(お勤め)で真言を唱えることもあれば、仏教を信仰する人々が日々の生活で「おまじない」のように真言を唱えることもあります。それは、真言を唱えることで、仏さまの慈悲の心と威神力を発動させ、現世利益がもたらされると信じられているためです。煩悩や災いを消滅させる、極楽往生できる、福徳財宝をもたらす、寿命が延びるといったさまざまな現世利益が説かれています。
真言は密教伝統の聖なる呪文でありながら、人々が救いを求めて唱える言葉でもあります。真言に込められた不思議な力が、やがて自分に救いをもたらしてくれる。そう信じられているのは、真言が生まれた古代でも、私たちが生きる現代でも同じなのです。
本書では、真言や密教について知るための初歩として、概要をできるだけわかりやすく説明しています。また、本書の特徴として、古代インドの言葉が元になっている真言について、直訳とは別に「超訳」も載せています。これは理解の助けとして、諸尊のいわれや功徳を考慮して少し飛躍した訳を当てたものです。あくまで言葉の一面的な意味を表しているにすぎませんが、真言の大まかな意味を知ることができれば、少なくとも「意味不明な呪文」ではなくなるでしょう。
本書を通して皆様が真言の奥深さ・不思議さを感じ、やがて良き仏縁へ導かれていくことを願っています。