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[日販商品データベースより]
音楽、映画、小説、記憶、膨大な愛のサンプリング
SF的青春私小説
吉祥寺を舞台にした壮大なデビュー作!
山を街といいかえること。
街は人々の置き土産、街はマージナル・エコー。
いとうせいこう氏、中島京子氏、激賞!
イカした音楽と引用の嵐を伴って、過去のJR中央線からあらゆる別宇宙へ。
これこそ異種のコトバが飛来しまくるPOP文学のふるさとだ。
──いとうせいこう
吉祥寺の愉快な面々と時空を駆けめぐる漣さん。
1994年の大学生、戦前のバンドマン、ヘンテコな未来人、一頭の蛾も道連れ。
詩(ことば)と音楽の奔流に圧倒されつつ、なんとなく人恋しくなる傑作小説。
──中島京子
*****
「大丈夫、ただ顔を近づけてみてごらんなさい。彼らはあなたたちに語りかけてくれるから。ここにあるのはそんな民衆の詩(フォーク・ソング)なのです。そしてみんなの心で聴いて。この詩はこれからのあなたたちの宝物となるはずです。」──1994年、フロッピーディスクの読み込みエラーから始まる混乱、そして希望の物語。過去・現在・未来・パラレルを縦横無尽に往来し、イメージとしての故郷「吉祥寺」が立ち上がる。音楽、映画、小説、父との記憶……膨大な愛がサンプリングされ、レクイエムとなり、時空を超えて高らかに響き渡る。デビュー小説にして一大叙事詩。圧巻の「吉祥寺」三部作誕生!