- 異邦人のフランス語圏文学
-
立花英裕と「世界ー文学」の想像力
水声社
谷昌親
- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2025年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784801008786

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[BOOKデータベースより]
ネーションへの同化でもなければ、グローバル化の伸展でもない、時空の異なる作品に張り巡らされた世界の複数性を読解する。
第1部 ロートレアモン、クレオール、そして「世界‐文学」|立花英裕の仕事(パリの異邦人;マルティニックとクレオール;ハイチ、ケベックと「世界‐文学」の可能性)
[日販商品データベースより]第2部 複数の世界文学に向けて(日本におけるフランス語圏アフリカ系文学出版・研究史事始め;継承できないものを継承する―「フランス語圏文学の遺産と未来」をめぐって;二つの越境―ロートレアモンとラフェリエール;奴隷制とショアーの呼応―シモーヌ&アンドレ・シュヴァルツ=バルトのカリブ海連作に見るケアの思想;デウェ・ゴロデーとニューカレドニアの文学;世界文学のなかのフランス語圏文学―文学賞と市場を手がかりに;世界文学からフランコフォニー文学へ―概念と言語にまつわる系譜について)
文学という潜勢力
ロートレアモンから出発して、マルティニック、ハイチ、ケベックの文学へと多様に展開された、知の越境者の旅路。歴史の他性に開かれた文学的思考から、われわれは何を受けとるべきか。ネーションへの同化でもなければ、グローバル化の伸展でもない、時空の異なる作品に張り巡らされた世界の複数性を読解する。