[日販商品データベースより]
たった一頭で巣をつくり、力尽きるまで卵を産み続けるすずめばちの女王。あまたの幼虫を世話したり、何度も狩りに出かけたり、巣を必死で守る働きばち。獲物を次々に狩っていくはちの姿に私たちは何を思うのか。ボロボロになるまで卵を産み続ける女王ばちに喜びや悲しみはあるのか。はたして、彼女たちの行動に善や悪はあるのだろうか。時には人間をも襲う最も危険な昆虫、すずめばち。その生態は知られていない。自然の中を懸命に生きる、きいろすずめばちの生命の輝きを描く。
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職場の植え込みにスズメバチの巣を作られてしまいました。
駆除してもらったのですが、飛び交うハチの姿がそのまま迫ってくるようで、思わず腰が引けてしまうような絵本です。
表紙だけでなく、中もスズメバチのドアップが続くので、読むのにはちょっと躊躇するのですが、考えるとスズメバチの生態をほとんど知らないことに気づきました。
恐ろしい繁殖力を持つ嬢王蜂ですが、外で飛び交うハチの役割分担や、ライフサイクルを理解すれば、駆除のタイミングがあるようです。
危険性の高さにも波があるようです。
そしてスズメバチにも種類があることを理解しました。
働き続けて選ばれし者が次世帯の嬢王蜂になるというメス。
次世代の嬢王蜂を誕生させるだけで息絶えるオス。
ボロボロになるまで卵を産み続けて、1年で寿命を終える嬢王蜂。
怖いけれど悲哀に満ちた昆虫です。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】