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古代日本において宗教は女性を忌むようになった。だが、女性たちは仏に心を寄せ、救いにあずかりたいと願い、寺に詣でて仏に祈り、僧に頼んだ。高僧の住む山や大寺の結界の外には僧の母が暮らし、洛中洛外の霊場では女性に開かれた寺も多かった。一方で、僧が妻帯し世襲をして寺院の諸職を支えていた事例もあった。その時々の宗教や政治・社会状況に適応して解釈されてきた教説や女性と仏教のかかわりあいを丹念に解明した名著の文庫化。
目次:
序 女の生死
第一章 仏法と忌み
一 女性の忌み
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