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朝鮮時代の白磁壺、その美を繙く
無盡藏 目の眼 片山まび 田代裕一朗
点
人はなぜ朝鮮の白い壺に、惹かれるのか。日韓国交正常化60年を迎える2025年、朝鮮時代の白磁壺がつなぐ韓国と日本の縁。
巻頭エッセイ(伊藤郁太郎 予兆の色、原質のかたち―朝鮮中期の白磁大壺;崔淳雨 崔淳雨の眼―《鉄砂葡萄文壺》(梨花女子大学校博物館)を評して)第1部 白磁壺の歴史を知る(15世紀から16世紀の朝鮮白磁;17世紀の朝鮮白磁;18世紀前半の朝鮮白磁;18世紀後半から19世紀の朝鮮白磁)第2部 白磁壺の評価―近現代の荒波のなかで第3部 白磁を語る(伊藤郁太郎氏が選ぶ朝鮮時代の白磁;韓国の視線〈インタビュー〉;日本の視線〈寄稿〉)資料篇 朝鮮白磁をもっと深く知りたい方に
日本では「李朝(りちょう)」の名でも親しまれてきた朝鮮時代(1392 〜1897年)の白磁。本書のタイトルとした「頌(しょう)」とは、人徳や功績をたたえること、ほめたたえる言葉や詩歌を意味します。白磁の壺は、すぐれた作り手のみならず、過去から現代にわたる様々な鑑賞者による「頌」によって受け継がれてきました。その受容は朝鮮時代の王族や士族(両ヤンバン班)にはじまり、一部は日本の武家にも受け入れられました。近代以降は、日韓の陶磁器研究者、コレクター、文学者、愛好家などに広がっていきます。最近では、朝鮮白磁壺のエッセンスを受け継いだ女性の陶芸家のほか、K-POP のスターが白磁壺を取り上げたことで、にわかに若い世代からも注目を集めています。過去から現代にわたって人々の心を惹きつけてやまない朝鮮白磁。その魅力は、いったいどのように育まれ、また評価されるに至ったのか、本書は最新の学術成果をもとにその魅力を読み解きます。読者の皆様にも、朝鮮白磁壺のすばらしさに接していただくための鑑賞の手引きとして、お手に取っていただけましたら幸いです。
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[BOOKデータベースより]
人はなぜ朝鮮の白い壺に、惹かれるのか。日韓国交正常化60年を迎える2025年、朝鮮時代の白磁壺がつなぐ韓国と日本の縁。
巻頭エッセイ(伊藤郁太郎 予兆の色、原質のかたち―朝鮮中期の白磁大壺;崔淳雨 崔淳雨の眼―《鉄砂葡萄文壺》(梨花女子大学校博物館)を評して)
[日販商品データベースより]第1部 白磁壺の歴史を知る(15世紀から16世紀の朝鮮白磁;17世紀の朝鮮白磁;18世紀前半の朝鮮白磁;18世紀後半から19世紀の朝鮮白磁)
第2部 白磁壺の評価―近現代の荒波のなかで
第3部 白磁を語る(伊藤郁太郎氏が選ぶ朝鮮時代の白磁;韓国の視線〈インタビュー〉;日本の視線〈寄稿〉)
資料篇 朝鮮白磁をもっと深く知りたい方に
日本では「李朝(りちょう)」の名でも親しまれてきた朝鮮時代(1392 〜1897年)の白磁。本書のタイトルとした「頌(しょう)」とは、人徳や功績をたたえること、ほめたたえる言葉や詩歌を意味します。白磁の壺は、すぐれた作り手のみならず、過去から現代にわたる様々な鑑賞者による「頌」によって受け継がれてきました。その受容は朝鮮時代の王族や士族(両ヤンバン班)にはじまり、一部は日本の武家にも受け入れられました。近代以降は、日韓の陶磁器研究者、コレクター、文学者、愛好家などに広がっていきます。
最近では、朝鮮白磁壺のエッセンスを受け継いだ女性の陶芸家のほか、K-POP のスターが白磁壺を取り上げたことで、にわかに若い世代からも注目を集めています。過去から現代にわたって人々の心を惹きつけてやまない朝鮮白磁。その魅力は、いったいどのように育まれ、また評価されるに至ったのか、本書は最新の学術成果をもとにその魅力を読み解きます。読者の皆様にも、朝鮮白磁壺のすばらしさに接していただくための鑑賞の手引きとして、お手に取っていただけましたら幸いです。