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本書は、いま、公認心理師として働くとはどういうことか、様々な立場の著者がそれぞれの現場から自らの言葉で読者に伝える。
第1章・第2章では、公認心理師とはそもそもどんな資格・職業なのか、どんな義務や職業倫理があるのかをわかりやすく伝える。
第3章以降では、医療・教育・福祉・産業・司法分野での公認心理師の実践における、その現場の仕事に就くに至った経緯、具体的な仕事内容や1日のスケジュール、事例、仕事への思いなどを著者自身の立場から語ることで、公認心理師の職業的な魅力を伝える。さらに、卒後訓練や開業臨床の実際、大学や現場での研究活動の実際についても当事者の視点から語り、公認心理師のキャリアの積み方や研究者としてのあり方についても伝える。
さらに、本書全体を通して、公認心理師の職責を学ぶ上で重要なキーワードを、各章の本文と関連づけながらくわしく解説する。
大学の公認心理師養成カリキュラムの必修科目「公認心理師の職責」に対応しており、国家試験にも役立つ内容である。また、すでに公認心理師として働いている人にとっても、日々の仕事や今後のあり方について本書を通してあらためて学び直し、考えることができる。