[BOOKデータベースより]
炉開きから始まる20の茶会に寄り添う20の点心を弁当の形で。茶道会館の北見宗幸氏が監修し、茶事や茶会の席で静かに供される「山里/喜多見」の味を手がける岡哲夫氏が、ひと品ひと品を丁寧に紹介します。四季の移ろいを映す折詰には、主役である一碗の茶を引き立てる、静かで豊かな味わいが込められています。亭主の心づかいがにじむ点心に、茶の湯の情趣が重なり、ひと折ごとに季節の風情が映し出されます。
霜月―睦月(炉開;紅葉狩 ほか)
如月―卯月(節分;稲荷 ほか)
皐月―文月(初風炉;端午 ほか)
葉月―神無月(夕涼み;重陽 ほか)
あの茶道会館「山里」の点心と趣向、その作り方を記録した初めての書が、いよいよ発売!
点心とは定められた食事と食事との間の一時の空腹をいやすための少量の食物を指します。茶事・茶会の場合、本来は懐石料理が供されますが、大寄せの茶会では懐石料理を簡素化し、お弁当(点心)が出されます。懐石料理のコンパクト版とも言えますが、目にも美しく季節感があり、茶会のテーマに沿った趣向が凝らされたとても楽しいひと箱の料理です。また懐石料理ほど重々しくなく、ひと箱で旬や茶事のルールなど奥深い世界を表現したものとも言えます。
本書は、懐石料理に定評がある茶道会館「山里」の点心と趣向、その作り方を紹介した書籍です。点心ならではの「冷めてもおいしい」味は、プロの料理人も一目置いています。また、伝統的な日本の季節の行事を追うのも本企画の特徴です。これまで茶会のお弁当に特化した本は少なく、「山里」に行かないと食べられないレシピが世に出ることを待ち望む声は多いです。
茶道会館の秘蔵の茶会点心でありつつ、お弁当という形態であることもあり、茶道に関わる人、さらに仕出し弁当を作る日本料理の料理人などが購入したくなる必見の書です。
■目次
霜月―睦月 炉開/紅葉狩/歳暮/初釜/雪見
如月―卯月 節分/稲荷/梅見/上巳/修二会/花見
皐月―文月 初風炉/端午/夏越し/婚礼/七夕/祇園祭り
葉月―神無月 夕涼み/重陽/名残
弁当の詰め方
料理覚書 合わせ調味料/だしをとる/焼く/煮る/蒸す/含ませる/切る/椀の作り方
ひと折の余白
茶の湯の心を映す弁当/自然を添える、茶会の弁当美/茶会を彩る工夫/季節の分かれ目の茶会/稲荷茶会と絵馬/物相のたしなみ/仕立ての美―盛りつけと器の心遣い/花見野点の遊び心/冷めてもととのう味わい/添え椀のぬくもり―弁当に寄り添う煮物椀/涼味を映すかたち/もてなしの心を静かに伝える香の物/包む、結ぶ。懐石のこころ
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