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[BOOKデータベースより]
千年も前の人びとの人生を知ることは、人間の普遍的な本質を知ることである。道長と紫式部に男女の仲はあったのか?鳥羽后待賢門院璋子が生んだ崇徳帝は白河院の子だったというのは本当か?後白河院は、なぜ「日本国第一の大天狗」?鞠足の大納言成通は清水寺の舞台の欄干の上を鞠を上げながら本当に歩いたのか?
第一章 「歴史物語」の誕生(最初の「歴史物語」は『栄花物語』;『栄花物語』を書かせたもの三つ)
[日販商品データベースより]第二章 『大鏡』の創造(『大鏡』の成立;『大鏡』の新しさ ほか)
第三章 『大鏡』に描かれた人びと(〈帝紀〉;〈大臣列伝〉)
第四章 『今鏡』の誕生(『今鏡』開巻の設定―翁ではなく媼が語り手;古典の時代の年数の数え方―「満○年」ではなくすべて「数え」 ほか)
第五章 『今鏡』に描かれた人々(藤原氏の娘を母としない一七一年ぶりの帝(後三条天皇);巨大を好み、激しい愛執の持ち主の専制君主(白河院) ほか)
・道長と紫式部に男女の仲はあったのか?
・鳥羽后待賢門院璋子が生んだ崇徳帝は白河院の子だったというのは本当か?
・後白河院は、なぜ「日本国第一の大天狗」?
・鞠足の大納言成通は清水寺の舞台の欄干の上を鞠を上げながら本当に歩いたのか?
千年も前の人びとの人生を知ることは、人間の普遍的な本質を知ることである。
『大鏡』『今鏡』の登場人物の人生ドラマや、当時の世情から人と歴史を読み解く、平安文学研究の第一人者による斬新な評論エッセイ。
「王朝時代に実在した人びと 。男女の愛や恋は何時の時代もそうであるように、純愛があるかと思えば、煩悩を逃れられない愛欲もある。彼等を歴史学の立場からのみ論じるのではなく、言うなれば周辺諸学を含む国文学の立場からも見たいと思う 。」(著者)